コンピュータ化が進む「砲手席」
砲手席は砲塔内部の右側前方に設置されており、主砲の照準や発射を行なうための各種装置が置かれている。
①弾導計算機……照準装置および各センサー、手動入力によるデータから目標に対する主砲の射角、方向角などを計算する
②配電ボックス
③各パネルの照明スイッチおよび火器管制モード切り替えスイッチ・パネル
④主照準器アイピース……光学式および熱線映像による画像表示、砲手はこれを見て照準をつける
⑤補助照準器(光学式照準望遠鏡)……主照準器が故障した際に使用する
⑥緊急用主砲手動発射装置
⑦手動砲仰俯クランク
⑧動力式砲/砲塔コントロール・ハンドル……砲の仰俯、砲塔の旋回を行なうハンドルで、測距レーザーの発射や主砲の発射などを行なうスイッチ類が付いている。砲手はこれを動かすことで、主砲の照準ができる。ハンドルは右のグリップを上下に回すと砲の仰俯、両手でハンドル全体を左右に回すことで砲塔の旋回が行なわれる
⑨手動砲塔旋回ハンドル
⑩主砲作動スイッチおよび弾種選定スイッチ・パネル
⑪熱線映像装置操作パネル
⑫砲手用チェスト・レスト
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